生徒を怒ってはいけないなんて誰が言ったのか。:塾講師が語る個別指導学習塾の選び方のポイント

生徒を怒ってはいけないなんて誰が言ったのか。

私が勤務していた塾は、どうしても小学生の時間帯は個別指導になっていました。講師と生徒のマンツーマンです。

教室に二人っきりであれば、それなりに会話をしながらの指導も可能なのですが、別の生徒がちらほらといると、連鎖反応でさわがしくなってしまうため、なかなかゲームなどを取り入れた学習が難しかったのです。


そんな中、小学3年生の活発なA君が入塾してきました。
活発というか、ナマイキというか、とても小学生男子らしい男の子でした

最初は真面目にテキストを解いていましたが、何度か通ううちに慣れてきて、おしゃべりするようになってきました。


しかもその内容が「何で勉強なんかしなくちゃいけないの?」「ここまでやったら、何くれる?」「次の問題解くから、お金ちょーだい」と、まあまあ、とにかく意味不明なさすが小学生というか、小僧というか、まともに付き合ったら精根尽き果ててしまいそうな言葉が次々と飛び出してきました。

そのA君の言葉を聞いて、まわりの小学生も笑い出したり、ちらちらとA君を気にし始め、それに気が付いたA君もサービス満点でさりげなく物まねをしたりと、徐々にエスカレート。注意しても「オレが悪いんじゃない。」と、へのカッパ。


遠慮して丁寧に注意していたのを逆手にとった態度に、カチンときた私は・・・

「そういうことしかできないなら、もう帰っていいよ。
ここは遊ぶところじゃないから。
A君のお父さんとお母さんは遊ぶために塾代払ってるわけじゃないから、 遊びたいなら、帰って。」

こう、冷たく突き放したのです。


すると、そのA君は、機嫌を損ねて今度はうつむいて小さな声で「ムカつく」を連発。

「お父さんに言ってやる」「明日からもう来ない」と私を非難しました。
私も「いいよ、お父さんに言ってね。今日何て先生に怒られたのか、言っていいよ」と最後まで徹底抗戦でした。


すると、3日後の塾の日、お父さんにひっぱられてAくんがしぶしぶと塾へやってきました。

そして、お父さんからの謝罪の言葉と、どうやらこってりしぼられたらしく、やっと自分が悪いと思ったのか、頭を下げたAくんなのでした。


お父さんが言うには「Aは怒った先生が悪いと言うんです。A自身が悪いということを分からないことに私は腹が立ったんですが、あまり小学校でも厳しく叱ることがないようで、子供本人が悪いと思わないんですよね。すみませんでした」と。

実はちょっと言い過ぎたと反省していたところだったので、ホッした出来事でもありました。

どこまで叱ってよいものかというのは、本当に難しいものですね。

親心・子心(実際の体験談的な)

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プロフィール

塾講師

宮城県仙台市の”ある個人指導学習塾”で塾講師を勤めています。

専門科目は英語で、主に小学生・中学生を対象に指導をしております。

講師として長年勤めた経験上、教えると徐々に成績が伸びる生徒とそうでない生徒がいます。

この違いは何か?と言うと、「自宅での家庭学習をしているかどうか」だと思います。

こう書くと、「学習塾は、成績を伸ばすためにあるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、伸びる生徒は確実に自宅でも与えられたテキストなどの課題をこなしてくるんですね。

塾はあくまで、自宅での学習の習慣付けをサポートするものと考えて貰った方が良いと思います。

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